タイガース時代の江夏が、オールスターゲームで見せた圧巻の9者連続三振。それ以上に印象に残っているのは、その同じ試合で、打者江夏がライトスタンドに打ち込んだ弾丸ライナーのホームラン。これ、強烈な印象だった、、、。大リーグ・ドジャースのマエケン(前田健太)が、初登板を6回無四球、無失点で勝利した。重圧のかかる初登板での快投。これだけでも凄いが、これに加えて、打者マエケンがホームランを放った。このホームラン、ドジャースの今期第1号のようだ。元々、打撃の良かったマエケン。貧打のカープ打線にあって、下手な打者よりも、マエケンやジョンソンらの投手の方が打てそうな気がしたものだ。そのマエケンが、注目の初戦で、よりによってホームラン。これは、オールスター戦で江夏が放ったホームラン並のインパクトだっただろう。しかし、これもよく考えてみると、「なかなか味方が点を取ってくれない。自分で打って点を取らなくては」と、孤軍奮闘したカープ時代の努力の成果だろう、、。今後マエケン、その打撃にも注目だ。
注目の集まる試合で、期待以上のものを見せる。やはり、「もの」が違うのだろう。