11月20日(日)「珠玉の言葉」

ヴィクトル・ユーゴーの「レ・ミゼラブル」。学生時代に、岩波文庫のその全7巻を3日で読み終わった事がある。久々に、このユーゴーの大作を読んでみた、、、。学生の時は、ストーリーの面白さと結末を知りたくて、どんどん読み進めた記憶があるが、今回は、じっくりと文章を噛み締めながら読んでみた。フランス革命期のヨーロッパやパリの事情がわかり十分堪能した訳だが、それ以上に楽しめたのがユーゴーの珠玉の言葉の数々。詩人でもあるユーゴーの言葉は、はっとさせられるものが数多くあった。そんな中でも、臨終前のジャン・バルジャンが、コゼットとマリウスに向かって言った、「死ぬことはなんでもない。生きてないことが、恐ろしい」、この部分は響いた。時代と社会に翻弄され続けながらも、悔い改め、正しいことのために自分をとことんまで犠牲にして生き抜いたジャン・バルジャン。そんな彼だからこそ、口に出来た台詞のような気がする、、。やはり、古典は素晴らしい。

今度は、トム・フーバー監督の映画「レ・ミゼラブル」を見てみよう。



11月19日(土)「夜の時間」

先日、50歳前後で、商売がうまく行ってる知人と偶然出くわした。その際、この知人から、「いつも夜は、何してるの(する事があるの)?」との質問があった、、、。この知人の質問の真意は、酒を飲むために出歩かない自分に対して、「酒を飲まないで、(他に)やることがあるの?」、そんな感じだった。「別に、飲み歩きはしないけど、夜はやる事があり忙しい」と答えたけど、この知人の言葉は、「皆と酒を飲んで遊ぶ以外に、夜の時間を潰す方法がある?」、こんな風に聞こえた。この知人、いい年だが独身。時間も金もあるので、夜な夜な飲み歩いても問題がないはず。が、こんな生活もどうかと思う。確かに、飲み歩く事で、人脈や仕事のチャンスが増えるかもしれないが、無駄に捨ててる時間も多いだろう。決まった睡眠時間を摂ろうと思えば、夜の自由な時間は限られてくる。その貴重な時間を、夜な夜な飲み歩くのも、どうかなと思う、、。知人の何気ない一言だったが、「夜の時間」を見直すいい機会になった。

家に帰ってから寝るまでの数時間は、凄く貴重。無駄には出来ない。



11月18日(金)「領事館の営業日」

家政婦として働く人が多いためだろうが、「香港のフィリピン領事館は、土、日もオープンしてる」と聞いた事がある、、、。息子のパスポート更新のため、日本領事館を訪ねた。必要事項を記入し、更新手続きを済ませた訳だが、その後、領事館関係の人からのアンケート調査があった。「領事館側もサービス向上を目指してるのだろうな」、と嬉しく思った。ところで、領事館関係の人に希望したい事としては、土、日のいずれかを営業日に当ててもらいたいと言う事。例えば、子供のパスポート手続きでは、受け取りは、必ず、その子供本人が行かなくてはならない。中国居住で、申請したパスポートの返還を希望する場合は、申請、受け取りの都合2回の領事館への通いが必要だ。そうすると、当然、学校を半日または1日、休む必要が出てくる。これが、フィリピン並に、土、日のいずれかが営業日なら、その日を受取日にすれば、学校を休む必要がなくなる、、。例えば、「領事館の休日を、日、月にして、土曜をオープン」、助かる人が多いのでは。

次回、アンケート調査にあたったら、この件、要望事項として記してみよう。



11月17日(木)「W杯予選の開催地」

原口、大迫の活躍で、何とかサウジアラビアを破ったサッカー日本代表。同じ日、リッピ新監督を迎い入れ、起死回生の大逆転を狙った中国代表。昆明での試合は、カタール代表と0−0で引き分けた、、、。W杯アジア予選Bリーグの2位に浮上した日本に比べ、Aリーグの最下位に沈んでいる中国。このカタールとの一戦は、是が非でも勝たねばならない試合。リッピ監督の初陣を飾る事はできなかった。ところで、このW杯のアジア予選。中国内でのホームの試合が行われているのは、瀋陽、西安、そしてこの昆明。通常、北京、上海、広州あたりが頭に浮かぶが、試合が行われているのは地方都市。W杯の予選の開催地がどのような形で決まるかわからないが、広大な領土を要する中国は有利だ。熱い国との対戦は、冬場のハルピンあたりで行い、低地の国とは高地にあるラサで、また寒冷地との対戦では真夏に海南島の三亜で行うとか、いろんな手が打てそうな気がする、、。高地の昆明での試合、カタールの選手も大変だっただろう。

イラン、韓国に大きく引き離された中国。リッピの手腕で大逆転のW杯出場、あるのだろうか。



11月16日(水)「アマゾン、アップル、スタバ」

携帯グッズの販売をしてる知人。米国とは、切っても切れない関係にあるようだ、、、。この知人、自身の生活でどうしても必要なものが3つあるようだ。「アマゾン」と「アップル」、そして「スタバ」とか。アップル社のIPHONEは片時も離せないようで、物の購入ではアマゾンを使い、1日2回はスタバに通うとか。アマゾンとは商売の絡みもあるようで、この3つは「自身の生活の中で無くてはならないもの」のようだ。ところで、この3つ、奇しくもすべて米国産。そのためだろうか、この知人、米国が大好きで、年に数回は必ず米国を訪ねるとか。この米国贔屓の知人に、最近のトランプブームについて聞いたら、「自分が好きなのは、米国の文化や会社の考え方。大統領が誰になろうが、その気持ちは変わらない」と。自らの日常に米国式が組み込まれてる知人にとっては、米国の大統領が誰になろうが、またその政策がどう変わろうが、全く関係ないようだ、、。アマゾン、アップル、スタバ、限りなく米国社会に貢献してるようだ。

「スタバのコーヒーを味わいながら、IPHONEを使い、アマゾンで物の購入をする」、そんな人たくさんいるだろう。



11月15日(火)「サンマルコと305」

世界遺産に指定されてるベネチア。その中でも、象徴的な場所が「サンマルコ広場」だ、、、。ちょっと前だが、知人一行がヨーロッパに出かけた。で、このベネチアの、サンマルコ広場のすぐ近くのホテルに宿泊したようだ。チェックインを受け持った知人が、ホテルWIFIのパスワードは、「サンマルコ」と言ったようだ。すると、一人の先輩は、その通り「san marco」で問題なく入れたようだが、もう一人の大先輩が、これを「305」と間違え、「全然入れないよ」と言ってきたようだ。イタリアのベネチア。しかもサンマルコ広場のすぐ近くに宿泊しながら、「サンマルコ」を「305」と勘違いしたようだ。確かに、言われてみれば、サンマルコと305、似た響きだ。ところで、これで思ったのが、ベネチアに日本人対象のホテルや宿泊施設があれば、WIFIパスワードを「305」に設定してみるのも面白い。最初は何でと思った宿泊客も、サンマルコと305が掛け合わせてあれば、忘れられないホテルになるだろう、、。「サンマルコと305」、面白い。

最近は、ホテルも差別化が必要な時代。WIFIパスワードが「305」、面白いかもしれない。



11月14日(月)「地球が狭くなった?」

息子が、「ポーランドに行っていい」と聞いてきた。何だろうと思ったら、来年の学校の旅行の行き先の一つに、ポーランドがあるようだ、、、。今の子供たちは恵まれたもので、この学校の旅行の行き先を見たら、LA、ダラス、ロンドン、ベリーズ、オーストラリア等々。世界中の街が載っている。ポーランドもその一つで、パンフレットを見たら、行き先は、ワルシャワではなく、南部のクラクフ。その昔、コペルニクスも卒業したクラクス大学の訪問や、近隣のアウシュビッツ収容所の見学もある。いいコースだと思い、「是非ここに行けば」と息子に伝えた。ところが、どうも仲の良い子達が、こぞって参加するのが、香港6日間のコースとか。ランタオ島の屋外キャンプで過ごす6日間のようだ。ヨーロッパの歴史ある街を訪ねて、戦争の傷跡を見るのもいい勉強だし、仲の良い友達と屋外キャンプで過ごすのもいい経験になる、、。ポーランドか香港の屋外キャンプ、息子が選択するのはどっちなんだろう。

自分の学生の時の修学旅行は、せいぜい九州一周旅行。それが、今の子達の行き先は世界各地。「地球が狭くなった」という事なんだろう。



11月13日(日)「四重奏」

食後にシューマンのCDを掛けていると、息子がエレキギターの練習を始めた。そうかと思うと、今度は、嫁が韓国ドラマを見始めた。そうこうしてるうちに、家政婦のおばさんが、(電話で)中国語で話し始めた、、、。静かな夕方だったのが、瞬く間に、いろんな音が鳴り響き始めた。シューマンの音楽に耳を澄ましていても、韓国ドラマのハングル語や北京語、エレキギターの金属音が聞こえてくる。よく耳を澄ますと、いろんな音が混ざり合って聞こえてくる。最初は、この混ざりあった音に抵抗があったのだが、慣れるに従って、「この混ざりあった音群も悪くないな」と思い始めた。普通にシューマンの曲が流れ続ける中、ハングルやエレキギターの音が組み合わさって、何とも言えない日常生活の感じがしてきた。各々が、周りを気にしないで、自らの好きなものに没頭している。これ、悪くない光景だと思った、、。シューマンの交響曲に韓国ドラマ。エレキギターに北京語、これらがよく溶け合ってる。面白いものだ。

4つの独奏楽器の重奏が四重奏だが、シューマン、ハングル、エレキギター、北京語の四重奏も悪くない。



11月12日(土)「済州島事情」

韓国の済州島には、6−7年前に行った事がある。その当時は、観光地ではあったが、まだまだ田舎田舎したのどかさを残していた、、、。先日、この済州島にゴルフ旅行に行った知人から、最新の済州島事情を聞いた。カジノやゴルフ場があり、中国人がノービザで行けるこの済州島、凄い数の中国人旅行者でごった返していると言っていた。夜の9−10時の間に、済州島から中国大陸各地に飛行機本数が12−13便。1機あたり200名として、かなりの中国から観光客が訪ねてる事になる。これらの中国人、カジノやゴルフで遊ぶのと同時に、ブランド品を買い漁っているとか。ウオン安の済州島、中国人観光客にとっては、いい買い物だろう。中国各地から済州島までの航空運賃、1000元から1500元程度だろうか。これに宿泊代等入れたとしても、ブランド品を5−6点持ち帰り、転売すれば、十分お釣りがくるのだろう、、。いずれにしろ、済州島への中国人旅行者数、今後も増え続けるのだろう。

後、永住ビザ取得のためだろうか、済州島の不動産も中国人が買い漁っているとか。半植民地みたいな感じなんだろうか。



11月11日(金)「おまかせ」

新宿2丁目の居酒屋やバーで飲んでた知人。何軒かはしごしたようだが、行く店行く店、カウンターで1人で飲んでるのが中国人。「この光景に驚いた」と言っていた、、、。常連客としてバーの片隅でひっそりと飲んでる、これ格好いい。今までは、水も辛い知り尽くした渋めの中年が、このパターンと思っていたが、時代とともにその光景も変わってきてるのだろうか。ところで、先日訪ねた知人が管理する深センの高級寿司店。商売がすこぶる好調なようだ。聞けば、客の9割が中国人。彼らは、1人、2人で来るケースが多いようで、カウンターに座って「おまかせ」コースとか。軽く飲みながら、リラックスした時間を過ごすようだ。これらの中国人客、マナーがいいし、結構金を使うとか。飲むよりも食べる方に金をかけるようで、日本人客とは全然客単価が違うと、この知人言っていた、、。カウンターで、静かに飲みながら寿司をつまむ中国人。今度、この光景を見に行こう。

カウンター席で「おまかせ」、中国人富裕層のトレンドなのかもしれない。



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