11月20日(日)「珠玉の言葉」

ヴィクトル・ユーゴーの「レ・ミゼラブル」。学生時代に、岩波文庫のその全7巻を3日で読み終わった事がある。久々に、このユーゴーの大作を読んでみた、、、。学生の時は、ストーリーの面白さと結末を知りたくて、どんどん読み進めた記憶があるが、今回は、じっくりと文章を噛み締めながら読んでみた。フランス革命期のヨーロッパやパリの事情がわかり十分堪能した訳だが、それ以上に楽しめたのがユーゴーの珠玉の言葉の数々。詩人でもあるユーゴーの言葉は、はっとさせられるものが数多くあった。そんな中でも、臨終前のジャン・バルジャンが、コゼットとマリウスに向かって言った、「死ぬことはなんでもない。生きてないことが、恐ろしい」、この部分は響いた。時代と社会に翻弄され続けながらも、悔い改め、正しいことのために自分をとことんまで犠牲にして生き抜いたジャン・バルジャン。そんな彼だからこそ、口に出来た台詞のような気がする、、。やはり、古典は素晴らしい。

今度は、トム・フーバー監督の映画「レ・ミゼラブル」を見てみよう。