1月17日(火)「綱取り」

8日目まで全勝できた大関稀勢の里。単独トップに立った9日目の一番が注目されたが、今場所不調の琴奨菊に寄り倒された、、、。稀勢の里は、不思議な力士だ。先場所も、3横綱を豪快に倒したかと思ったら、大事な一番で平幕の力士にころっと倒される。今場所も、白鵬と並走して勝ち続けていたが、その白鵬が敗れて単独のトップに立つと、またころっとやられる。「コンフォートゾーン」という言葉があるが、稀勢の里が無意識に心地いいと思っているのは、二番手につけてる状態なんだろう。そのため、心地よくない状況に置かれると(単独トップに立つと)、自身の中で何がしかの抵抗勢力が出てきて、自分の力が発揮できないように立ち回り、結果良くない形で終わる、という事だろうか。だが、今場所は、絶好のチャンスだ。昨日、稀勢の里は敗れたが、白鵬もお付き合いで連敗。しかも、負け方が悪い。その他には、これといったライバルが見当たらない、、。初優勝と綱取りの絶好のチャンス。いかせるだろうか。

強さと脆さの同居した稀勢の里。なんとか、頑張ってもらいたいのだが、、。