だいぶ昔、世界で一番高い山は「エベレスト」、長い川は「ナイル」、大きい湖は「カスピ海」と習った記憶がある、、、。香港からカタールのドーハ経由で、アゼルバイジャンの首都のバグーに向かった。直陸近くなって大きな海が見えてきた。「あれ、内陸のアゼルバイジャンに海はなかったはずだけど」と確認してみると、これカスピ海だった。だいぶ昔に、世界で一番大きい湖と習ったカスピ海だ。ところで、このカスピ海、大きい。空の上から見ても、大きな海にしか見えない。それもそのはず、このカスピ海の面積は、37万平方キロメートル。日本とほぼ同じ広さ。その上、塩分を含んでいて、石油や天然ガスも埋蔵してるとか、、。まさに、エジプトのナイルではないが、「アゼルバイジャンはカスピの賜物」?
湖なのに、なぜカスピ海という表現。これ、湖それとも海?
<カスピ海沿岸に広がるバグーの街。シドニーのオペラハウスに似た建物はショッピングセンター>