4月1日(月)「北京ダックの表現方法」

谷崎潤一郎の「細雪」を読んでたら、面白い表現が出てきた。「アヒルの皮を焼いたのを味噌や葱と一緒に餅の皮に包んで食べる料理、、」。これ、まさに「北京ダック」だ、、、。谷崎が活躍したのが、1900年から1960年代。「細雪」を書いたのが、どの時期かわからないが、この表現面白い。今では、すごくポピュラーになった北京ダック。上記のような表現をする人、ほとんどいないだろう。言葉で「北京ダック」と書けば伝わるから。が、谷崎の活躍した時代(ほんの50〜60年ほど前だが)は、日本では北京ダックの存在、ほとんど知られていなかったのだろう、、。「この半世紀の間に我々の食に対する知識も格段な進歩を遂げた」、その事を再認識した。

「アヒルの皮を焼いたのを味噌や葱と一緒に包んで食べる、、」、これ、まさに北京ダックの的確な表現だ。