富山の薬ビジネスというと、「置き薬」のビジネスモデル。まず、箱に入った薬を家庭に配置。その際、顧客からは代金を取らない。年に2回程度、行商人が家庭を訪問して、使われただけの薬代を集金する。その際、行商人は使われた薬を補充し、古くなった薬は交換する、、、。この置き薬のビジネス、江戸時代から続いているようだが、ほんとよくできている。薬は、必要な時に必要な分だけあればいいという代物。また、いつ必要になるかもわからない、そうした薬に対して、「使わなければお代はいただかない。必要な時にいつでもお使いください」というのは、顧客にとってこの上もない都合のいいビジネスモデルだ、、。富山の置き薬のビジネスモデル、今の時代でも転用できそうだ。
ポイントは、「顧客にいかに負担を強いないか」という事なんだろう。