機械加工業の知人は、小ロットの注文しか受けない。納期に追われて忙しい毎日だが、大量注文よりも、この方が儲かると言っていた、、、。バングラデシュで検品業を営む工場経営者が来港。共通の知人も交えて、飯を食った。バングラデシュでの縫製業、ユニクロを始め日系大手が進出。さぞかし、すごい数の生産が行われていると思っていたが、実は、日系の生産数量、全バングラのの5%にも満たないようだ。H&M、ZARA、GAP、欧米系大手の前では、ユニクロの発注数も霞むようだ。ところで、他の国と同じように、日系の仕事は人気がないらしい。少ない発注数に、過剰な品質への要求。バングラの工場経営者からすれば、大量注文で、うるさくない欧米系の仕事を好んで受けるのも、当然だ。と、こんな話を聞きながら、バングラに小ロットを専門に扱う会社があれば、重宝されるだろうと思った。また、意外と儲かるんじゃないかとも、、。この国で形が出来れば、10年は安泰だと思うのだが。
昨年の4月、11月に、中国で生産が出来ない中国人生産管理者が、大挙して、バングラを訪れたようだ。「思うように商品が作れない」、大変な時代だ。