「金銭哲学」というのは、環境、経験、体験を基に、育まれてくるものだと思う、、、。総資産20億は越えてるであろう、と言う知人がいる。日常生活は、極めて質素だ。衣、食、住、とにかく徹底して切り詰める。が、投資案件になると話は別。納得した案件には、面白いように金をつぎ込む。ところで、この知人に、面白い投資案件が出てきた。「2-3年の短期投資としても面白いが、10年以上仕込むと、向こう20-30年は莫大なリターンが得られる」、このような内容だった。もう60台後半のこの知人、当然前者の短期投資に興味を持つかと思ったら、「長期投資の方が面白い」、と言う。「子供や孫用ですか」、と聞いたら、「子供や孫に金を残しても、ろくな事はない」、と。「じゃあ、有り余る資産、どうするのですか」、と聞いたら、「寄付だね」、と、、。これには、驚いた。何とも、考えさせられる話だ。
世の中には、いろんな人がいる。