「スタンダード・チャーター・バンク」は、ロンドン本社で、70カ国に営業拠点を置く世界的な銀行。また、香港の発券銀行の一つでもある、、、。何気に道を歩いていたら、そのスタチャンが目に付いた。入口には、「創業1853年」と書かれている。1853年と言うと、今から159年前。明治維新より前だ。そんな大昔から創業してる銀行、「うちは、まず潰れる事がない。安心ですよ」、とその信用力をアピールしてるのだろう。ところで、この創業1853年を見ながら、ふと、今の時代で、「会社履歴の長さがアピールの対象になるのだろうか」、と思った。今は、顧客の嗜好、流行、その他諸々が、ものすごい速さで変わって行く時代。そこで、要求されるのは変化適応力。「長年続いていると言う信用力」よりも、「社会の変化にうまく適応しきれている」、これの方が、より訴えそうな気がするのだが、、。どんなもんだろう。
ところで、このスタチャンの創業1853年を、携帯で写そうと思ったら、入口のガードマンから注意された。お店の、いい宣伝になると思うのだが、、。