不況にあえぐギリシャやポルトガルなどは、失業率が20%を超え、深刻な社会問題になっている。一方、東南アジアのタイでは、失業率が0.5%。立派な数字だ。だが、これもこれで問題が多いようだ、、、。バンコクで工場経営をする知人から、面白い話を聞いた。タイの製造業も、「安い工賃で製造。完成品を他国に輸出」という段階から、「タイ製造のタイ国内販売」という段階に変わりつつ有るようだ。が、それとともに、ワーカー不足という問題が発生してるとか。好景気のタイ。仕事の需要も多いため、ワーカーの完全な売り手市場のようだ。そのため、工場のワーカー、特に3Kと呼ばれるような工場では、ワーカーが集まらない。工場勤務より、男はバイクタクシーの運転手、女性はマッサージ業務につく傾向が多いとか。「ワーカーを集めるために、工賃をあげなければならず、ラオス、ミャンマーあたりからも引っ張ってくる必要がある。頭が痛い」と、この経営者は話していた、、。失業率が低ければ低いなりに、問題が発生する。面白いものだ。
ところで、日本や米国でも、失業率は、4−8%ぐらいはある。タイの0.5%と言うのは、ものすごい数字だ。
りんたろう
2013年2月25日 10:38 PM自分がタイにいたころの話です。大きな会社の工場労働者は25歳までぐらいしか働けませんでした。終身雇用ではなく、契約労働者でした。ブレの大きい生産数量に対応するための大企業の措置でした。その下請け企業が雇用するのが30歳ぐらいまで。さらにその下がせいぜい35歳ぐらいまで。男も女も35歳を過ぎると雇用はあまりないのが現実だったように思います。彼らの行きつく先は、タクシーの運転手、モーターバイクの運転者、マッサージ師、清掃業務、飲食業、警備員といった職種でした。一体、タイの雇用統計はどうなっているんだろうというのが正直な感想でした。だから、年齢別に統計を取ると、25歳ぐらいまでなら、低い数値の統計が出てきても当然のような気がします。まあ、これは4年ぐらい前のはなしであります。
CWSオーナーアドバイザー
2013年2月25日 11:20 PMそうゆう事ですか。ワーカーが足らないと言うのは、
給与の安い20−25ぐらいの人間が不足してる
ということなんですかね。
それなら、0.5%という失業率、納得出来ます。