昨日の、ダル・エス・サラームからドバイ間のフライトでは、奇妙な光景が見られた。出された食事を拒否する人が続出。窓の外を眺めている人が、異様に目に付いた、、、。途中、アナウンスがあり、やっと事情がわかった。「ラマダン」だ。ダル・エス・サラームを、16時45分に飛び立った飛行機。最初のスナック、飲み物のサービスの時は、まだ18時20分になってない。そのため、出されたものを拒否するムスリムの人達が多かったのだ。ところで、タンザニアとドバイの時差は1時間。18時20分と言うのは、どちらの時間が適応されるのか、近くに座っていたムスリムに聞いてみた。すると、ラマダンは時間で決めてるのではなく、日の出から日没まで。だから、皆、いつ日が暮れるかと、外を見入っていたのだ。ザンジバルで18時20分と聞いたのは、ザンジバルの日没時間が18時20分頃。だから、ザンジバルの人達は、「18時20分まで」と言っていたのだろう、、。面白い便に乗り合わせることが出来、いい勉強になった。世界は、ホントに広い。
ムスリムの人達用に、飲食前、ライズ(?)と呼ばれる粒上のものが配られていた。ラマダンの時期は、エアースタッフも余分な作業が増え、大変だろう。
食前に出された粒上の、「ライズ(?)」。