死海からアンマンまで車で移動する際、気付いたが、沢山のトラックが走っている。これらのトラック、白い大きな石を積んでいる。運転手に聞いたら、「LIME」だと言う。(後ほど、辞書で引いたら、石灰岩の事。)ペトラ遺跡近くの産地から、大消費地のアンマンまで、これらの石灰岩、運ばれるようだ、、、。車がアンマンに近づくに連れ、白い町並みが目立ってきた。白というより、クリーム色に近い感じの建物。これらはすべて、石灰岩で造られているようだ。石灰岩で造られた、四角い白っぽい建物が、果てしなく続く様は、圧巻。まさに、「ホワイトシティー」だ。ところで、運転手によると、このアンマンでは、建物は石灰岩以外では造れず、壁も白く塗らなくていけないとか。街の雰囲気を損なわないように、との事らしい。が、中東一高いと言われる高層ビルは、どう見ても白色には見えない。それを運転手に言うと、「あれは、窓だから大丈夫」とか、、。賛否両論あるだろうが、このアンマンの白い町並み、気に入った。
政情不安のシリアやイラクから逃れて来る富裕層が多く、このアンマン、バブルの状況で、建設ラッシュとか。通りで、石灰岩を運んだトラック、数多く目にするはずだ。
トラックで運ばれる、「石灰岩」。