死海のプールや海の営業時間は、「朝8時から日没まで」と書かれている。この「日没まで」と言う表現、いかにもムスリムらしいと思いながら、「ラマダンの時期はどうするのだろう」と心配になった、、、。ラマダンの時期、ムスリムの人々は、「日の出から日没まで」飲食出来ない。そして、死海の海やプールは、日没後入れない。と言う事は、ラマダンの時期に死海に遊びに来たムスリムは、日没前しか海やプールに入れない。で、プールはともかく、あの海は、ちょっと無理だろう。あれだけ塩分の濃い海に入って、水も飲まないでいる、と言うのは不可能に近い。とすると、ラマダンの時期は、ムスリムは死海に遊びに来ない、と言う事になる。これは、ホテル業者にとっては、痛手だ。ラマダンは、確か1ヶ月。この間、ホテルを遊ばせるのももったいない、、。いっその事、この時期、馴染みの少ないアジアの人達を超格安で呼び込んだらどうだろう。「泥と塩のエステやマッサージ、筋肉疲労やこり、神経痛、腰痛、何でも効きますよ」、と。受けると思うのだが。
ところで、ヨルダンの人達は、プールで泳ぐ時、ゴーグルではなく、黒いサングラスを付ける。あのサングラス、特殊加工した水中でも使えるものなんだろうか。
日没の頃には、プールで遊び人も、ほとんどいなくなった。