サービスにもいろんな種類があると思うが、「こんな事がサービスになるんだ」というようなものに遭遇すると、感激したりする、、、。先日宿泊したホテル、料金の割に部屋がよくて満足したが、フロントのサービスも良かった。提供された部屋を、「いい部屋ですよ」と言われた。「何がいいのですか」と聞いたら、「今日は12月26日。部屋は1226室。覚えやすいでしょう」、このように言われた。確かに、日付と同じ部屋番号だと、覚えやすい。特に部屋自体が良くなくても、何か得したような気がする。これも、立派なサービスだ。ところで、ホテルの部屋も、1225室だったら「クリスマス室」、1103室だったら「文化室」、303室だったら「ひな祭り室」、のようにして提供すればどうだろう。そうすれば、顧客の方から、ホテル指定どころか、部屋指定が出てきて、ホテル側の顧客囲い込みに貢献すると思うのだが、、。フロントスタッフのちょっとした機転から、いろんな事が想像できた。サービスの種は、いろんなところに転がっている。
接客業は、「いかに顧客を喜ばせるか」ということ。そういった意味では、打てる手は山ほどある。