バンコクでよく見かけるのが、日本食店。「よく共存できるな」と思えるぐらいの日本食店を見かける。その中でも、よく目にするお店が、「8番ラーメン」。何と、タイ国内だけでも、104店舗にのぼるようだ、、、。以前、バンコクを訪ねた時、現地知人から、タイへの飲食進出、成功ケースとして、この「8番ラーメン」の紹介を受けた。味、サービスともに優れていたが、何より印象に残ったのは、格段に安いその価格設定。そのためか、地元客でぎっしりだった。新聞によると、リンガーハットが、この「8番ラーメン」の買収にかかっているようだ。買収額は50億程度。年内にも完了する見込みのようだ。ところで、この買収、面白い。「8番ラーメン」というと、日本国内より、タイ、アセアンで活躍してるラーメン店。そこの買収に入るのは、今後のアジア展開を考えての事。内需型外食チエーン店が、アジア進出を見据えて、先行の飲食店に対して、M&Aに乗り出す、、。今後、このような形での、合併、買収劇、見られるようになるのだろう。
この買収劇により、「8番ラーメン」の人気、どうなるのだろう。それも、注目だ。