先日、「イタリア在住15年」の人と話をした。その際、「イタリア人を含むヨーロッパ人は、今の経済のシステムは、我々が作り上げたもの。そう言った意味では、この世界は、自分らのホームグランドで、その他の国々の人達は、アウェイでの立ち回り、と真面目に思っている」と言っていた。彼らの言う、今の経済システムとは、銀行業務を基にしたもののようだ、、、。「この話、面白い」と思い、銀行の出来上がった経緯を調べて見ると、「13世紀にイタリアで」、となっている。ところで、この銀行が飛躍的に伸びたのは、17世紀頃からのようだ。その頃は、商売で儲かった人々が、そのお金を預かってもらうのに、ゴールドスミスと呼ばれる金細工商に預けていたようだ。ゴールドスミスは、多少の手数料を取り、預り証を発行して保管。ただ、引出金より預り金が圧倒的に多い状況に目を付け、今の銀行の形へと業態変化をかけてきたようだ、、。このゴールドスミスの末裔が、ロスチャイルド家やロックフェラー家とか。何とも面白い勉強が出来た。
時代ごとの銀行の変遷を見て回るのも面白いかもしれない。