深夜便で東京に移動した。この際、知人2人が同じフライトだと言う。タイミングが合えば空港で会いましょう、と言う事になった、、、。いつも飛行機には直前に乗り込むが、この日は知人もいる事だし、出発の1時間前に搭乗口に向かった。が、知人の2人、どこにも見当たらない。そのうち、皆が並び始め、機内に入っていく。搭乗口には空港係員しかいない状況。しびれを切らし、機内に入った。ところで、出発時刻の5分ぐらい前になって、機内で呼び出しがあった。「◯◯様と◯◯様、いらっしゃいましたら、近くの係員までお申し付けください」と。彼らが、空港で会う予定の二人。このアナウンスの数分後、この二人が悪びれる事なく、堂々とした態度で入ってきた。目で合図を送ると、外国歴訪の政治家のように片手を上げながら、機内を歩いて行った。変わった事の好きな知人だから、「怒られない程度に、いかに遅く機内に乗り込むか」、このような事でも試していたのだろう、、。皆の迷惑そうな視線をものともしない、彼らのふてぶてしさ、たのもしくもあった。
この二人が乗り込んだのが、このフライトの出発時間。先に飛び立たれても、文句は言えなかっただろう。