中国人にとって、「TST」と言うと「香港のチムシャツイ」の事だと思っていた。が、最近は、「東京、ソウル、台北」を指す事が多くなってるようだ、、、。香港の小売りが苦戦している。TSTやCWBのモールでも、空きが出始めたようだ。2002、3年頃からだろうか。大陸の人達の香港旅行の制限緩和から、我が世の春を謳歌していた香港の小売業界。最近は、その落ち込みが激しいようだ。一つには、香港を訪ねる大陸客の激減。周辺国の為替安などの要因もあるが、香港自体の大陸客に対する横柄な態度。不売運動。香港自身が反省しないといけない事も多々ありそうだ。そう言った状況の中、大陸の買い物客(商品調達の人達)にとっては、「TST」はチムシャツイではなく、東京、ソウル、台北になったようだ。しかし、この件、難しい。大陸からの買い物客は、確かに商品の購入という点では素晴らしい。豪快に買い漁ってくれる。しかし、そのマナーの面では、眉を潜めるような場面が多いのも確か、、。大陸からの買い物客とどう付き合うか、これ大きなテーマだ。
来れば来るで、その態度が鼻につく。また、来ないと売上が伸びない。困ったものだ。