かなり前に見た映画なので、多少あやふやだが、名作「カサブランカ」の中で、ハンフリーボガードが、革命戦士ヘンリードととバーグマンに「ようこそ自由の国アメリカに!」といったように記憶している。映画の中でも、アメリカは自由の象徴として描かれていた。ところが最近、移民を積極的に受け入れていた自由の国アメリカが、少し変わってきたような気がする。入国前のESTA(渡航認証確認)の義務付け、入国の際の指紋検査など、9・11の影響だろうが、入国が面倒になってきた気がする。また、オバマ大統領悲願の医療保険制度改革案で、より福祉国家としての方向性が強くなりそうな気がする。「福祉国家」への移行で、「移民」の受け入れは、より制限されるだろう。自由の国アメリカは、今後どのように変わっていくのだろう。
実は、昨日からアメリカに来ている。16時間の時差があるが、この数日は、アメリカで見たり感じたことを書いてみることにする。