先日、日本人顧客と会計士との監査費用のやり取りに立ち会った。その際、ちょっとした面白い事に気が付いた、、、。このケース、日本人顧客が、会計士にクレームを付けた。「初年度16ヶ月分の会計監査費用が18000香港ドル。そして今回、2年目の12ヶ月分の監査費用が同じく18000香港ドル。監査期間が短くなり、伝票枚数も売上も前年度とさほど変わらない。それに何よりも、初年度より2年目、3年目と月日が経つに連れて費用が下がるのが当然」。こんな感じだ。一方、香港人会計士の回答は、そのへんの事情は分かっている。ただ、香港は毎年インフレで、家賃や人件費もあがっている。そのため、通常は値上げするところを、同じ料金に押さえた、、。日本と香港、コストに関する考え方、だいぶ違う。
長引くデフレの日本とインフレの続く香港。こうしたところでも、すれ違いが起こるようだ。