たまたまネットを見てたら、「虻蜂取らず」という表現が出て来た。この虻蜂取らず、「2つのものを取ろうとして両方共取れない。欲を出すと失敗する」、こうした事の例えだ、、、。この「虻蜂取らず」という表現を久々に見ながら、「虻に噛まれる(刺される)と痛かったなー」と思い出した。蜂に刺されるような棘はないが、刺されたところが、後々まで痛かった事を覚えている。ところで、この表現を見ながら、今の子達は、この表現にピンとくるのだろうか。虻どころか蜂にも刺された事がない子達が大半だと思う。そうした子達に、虻蜂取らずと言っても、一体何の事やら、ピンとこないだろうな、、。こうして見ると、時代とともに言葉が変わるのも納得出来る。
「虻蜂取らず」の同義義としては、「二兎を追うものは一兎をも得ず」があるが、この表現を使う人、そんなに多くないのだろうな。