「アシッドアタック」と言うと、インドやバングラデシュなどで起こる若い女性に塩酸や硫酸などの酸(アシッド)をかける犯罪行為だ、、、。先日、インド人の知人と会った際に、このアシッドアタックについて聞いてみた。すると、「インドの田舎、ムラ社会においては、男女間の差別が色濃く残っていて、こうしたアシッドアタックを起こした加害者も、平然と同じムラに住み続ける」とか(当然非難はされるけど、ムラから追い出される事はないようだ)。一方、高学歴のインド人女性層。一流大学を卒業後は、政府関係や銀行の重要ポストに身を置く人が少なくない。インドのエリート層の間では、男女間差別は全くと言っていいほどないようだ、、。インドに於ける女性の(社会的)地位、ムラとエリートの世界では全く違うようだ。
バリバリ働くインド人女性の裏側に、差別に泣くムラ社会の女性がいる。考えさせられる。