杭州には、世界規模の超優良企業がいくつかある。ITの「アリババ」、飲料メーカーの「ワハハ」、開発業の「緑城集団」などなど。この中で、アリババとワハハの本社見学をした、、、。新興開発区内の広大な敷地に、大学キャンパスを思わせる斬新な建物。ジャック・マー率いるアリババ本社は、7棟のビルに、大図書館、大駐車場、スタバもある。9000人強の若者が働くこの本社、本当に派手だ。一方、飲料メーカーのワハハ。代表は、2010年、中国長者番付第一位の宋慶後氏。アリババ以上に好業績と思われるが、ここの本社は、下町のわかりにくいところ。建物も、5、6階建てだが、何の変哲もないもの。「堅実な中堅メーカー」、と言った感じで、ワハハの業績とは不釣合いだ。ところで、この会社、本業以外には手を出さないし、国外進出も考えてないようだ、、。でも、この2つの会社、本当に対照的。両社を見学しながら、経営について考えるのも面白い。
ワハハの本社ビルの質素さは、会社規模から見れば、ちょっとびっくりだ。宋慶後、一体どんな人物なんだろう。
「ワハハ」の本社ビル。