先日の夜、「ボリショイサーカス」を見に行った。たまたま、タイミングが合った訳だが、「話の種になればいい」ぐらいの軽い気持ちで、ちょっと見て、途中で会場を出るつもりでいた、、、。結論から言うと、このサーカス、予想を大幅に上回る素晴らしいものだった。まず、驚いたのが、その多種多様な客層。幼児や子供と一緒の家族連れから、若いカップル、80歳を超えてるのではという老年夫婦、これに観光客もいる。また、実質2時間のパフォーマンスだが、その演出から全体の構成、すべてが良く出来ている。幼児も楽しめれば、大人でも十分楽しめる、よく出来たプログラムになっている。ハラハラ・ドキドキの演技もあれば、ピエロの道化もある。動物を使った愉快なショーもあれば、子供達の微笑ましい演技もありと、実にバランスよく組み立てられている、、。この1週間、毎晩のようにオペラ、バレー等を見に行った訳だが、このボリショイサーカスの魅力にも堪能させられた。舞台芸術におけるロシアの底力、物凄いものがある。
このロシア、バレー好きの嫁とも来たいし、まだまだずっと先だが、息子の子供も連れて来たい。今後も、何度か訪ねたい街だ。
ボリショイサーカス場。朝青龍のウランバートルのサーカス場は、ここを参考にしたのだろう。