昨日の午後、行き付けのジムのプールで泳いでいると、シューマンのトロイメライの中の「子供の情景」が流れてきた。この曲、丁度1年前、父親の告別式の際に、その半生を綴ったビデオのBGMとして流れた曲だ、、、。「去る者日々に疎し」とはよく言ったもの。父親が亡くなってから、だいぶ月日が経ったような気がしたが、まだ1年。日々の雑務に追われていると、父親を思い出す機会もめっきり少なくなった。こうした時に、シューマンのトロイメライが流れてくると、亡き父親の記憶が蘇ってくる。告別式での父親の半生のビデオとシューマンの音楽が、自分の中でうまく合体したという事だろうが、、。そうした意味で、やはり音楽は偉大だ。
しかし、月日が経つのはホント早い。歳を重ねる毎に、そう思う。